
Vケット4のサブモデラーを担当した事
◆はじめに
みなさんこんにちは。
Vケット4でサブモデラーを担当させて頂いた、イリリです。
閉会後ではありますが、私が担当した箇所や、制作中に感じた事等を書いてみます。
◆担当箇所
▼デフォルトキューブの一部エフェクト
・ブース出現/消失
・UIちゃん出現/消失
・ブースサムネイル球
・ブースサムネイル台
▼ミラビリスの一部エフェクト
・看板のシェーダー
・次々出てくる看板のパーティクル
・導線用の床ライン+シェーダー
▼パラリアルトーキョーの企業ブースモデリング(ギミックやアバターの衣装やアート等は別の方担当です)
・WEGO
・ソフトバンク
・ベネリック
・文化放送
・各種汎用ロゴボタン(BUY、INFO、DOWNLOAD)
◆ワールド側の制作中の事
Vケット3に引き続き、ワールドサブモデラーを担当させて頂きました。
私が作業INしたのは本業都合により2019年11月からだったので、ワールドのサブモデラー業務より企業ブースでの担当が多かったです。
各種ワールドのサブモデラー業務としては、基本的にはワールドメインモデラーの方から作りたいモノ、やりたい事の相談を受けて、自分に出来る範囲や表現出来そうな事、やりたい事等を考えて、制作していました。
例えばデフォルトキューブでは、メインモデラーであるカンナさんからエフェクトのイメージをラフ画像やテキストで伝えてもらい、それらを元にラフを作成>確認>調整・リテイク対応>確認>...という流れで進めました。
その中で、自分で表現したい事も相談したり、エフェクトのアプローチを少し変えてみたりして採用されたりと、結構自由に制作していた部分もあります。
例えば、VR内におけるエフェクトで個人的に気になっていた部分があったため、それを解消してみたいなと思い、デフォルトキューブのエフェクトには、それの解消策を入れてあります。
(エフェクトが顔に向かって飛んでくるのは頻度が高いとUXを損ねやすい事等)
気軽に提案して実行していける環境で、制作していてとても楽しかったです。
キーとなるデザインも最初から決まっていたので、統一感もありつつ制作中の迷いも全然なかったかなと思います。
ちなみにサブモデラーという役割でスタッフを引き受けたのですが、ワールド側のサブモデラーとしては私はシェーダーを書いて調整している時間が9割を占めていました。
求められるルックが私の作風にも合っていてやりやすく、シェーダー等多方面の経験値も上がって、総合的な技術力が上がった気がします。
各種ワールドのサブモデラー業務としては、基本的にはワールドメインモデラーの方から作りたいモノ、やりたい事の相談を受けて、自分に出来る範囲や表現出来そうな事、やりたい事等を考えて、制作していました。
例えばデフォルトキューブでは、メインモデラーであるカンナさんからエフェクトのイメージをラフ画像やテキストで伝えてもらい、それらを元にラフを作成>確認>調整・リテイク対応>確認>...という流れで進めました。
その中で、自分で表現したい事も相談したり、エフェクトのアプローチを少し変えてみたりして採用されたりと、結構自由に制作していた部分もあります。
例えば、VR内におけるエフェクトで個人的に気になっていた部分があったため、それを解消してみたいなと思い、デフォルトキューブのエフェクトには、それの解消策を入れてあります。
(エフェクトが顔に向かって飛んでくるのは頻度が高いとUXを損ねやすい事等)
気軽に提案して実行していける環境で、制作していてとても楽しかったです。
キーとなるデザインも最初から決まっていたので、統一感もありつつ制作中の迷いも全然なかったかなと思います。
ちなみにサブモデラーという役割でスタッフを引き受けたのですが、ワールド側のサブモデラーとしては私はシェーダーを書いて調整している時間が9割を占めていました。
求められるルックが私の作風にも合っていてやりやすく、シェーダー等多方面の経験値も上がって、総合的な技術力が上がった気がします。
◆企業ブース制作中の事
最初は1件をお引き受けして、その後制作途中で追加でお引き受けしていたら4件になりました。
マルチタスクは割と出来る自信があったのと、直近で別の所からのお仕事が来なさそうだったので、行ける所までやってみようと。
WEGO様からはVケット3でブース制作をお引き受けさせて頂き、今回も引き続きご依頼頂きました。
ファッション系のブランドで、前回よりもファッションを前面にアピールした方向性になり、publicではスタッフさんが看板を持って対応したりと色々な企画もあったので、ブースで楽しんでもらえた方も多かったかなと思います。
ソフトバンク様のブースでは、メインのデザインをベースとして、ダンスステージ等のキーとなる部分を主体に制作しました。
企業ブースは基本的に方向性のベースとなる部分が明確で、お引き受けする相談の段階で企画が決まっているというのもあって、漠然とした状態で作る部分が少なく、進行しやすいかなと思います。
制作した4ブースの中でも、パーティクルやシェーダーで色々やってみたブースでした。
ベネリック様のブースは、実店舗に近い雰囲気を求められたため、実店舗のイメージをある程度表現しつつVR内で見て回りやすい形、平均的なサイズ感を意識して各種グッズモデルも含めて制作しました。
グッズショップっぽさがちゃんと出せていたら嬉しいなと思います。
文化放送様のブースは実際の文化放送様のビルをミニマムにデフォルトした形になりました。
フォトブースが初期の予定からあったので、フォトブースで遊びやすい形を意識し、様々な雰囲気のブースが並ぶワールドになるため、リアル寄りのデザインも一部に取り入れてみました。
4ブースどれも雰囲気が違って楽しめるように、あえて制作方法をずらしてみたり、色合いもそれぞれ違っていて、パラリアルトーキョーに合う感じに出来たかなと思います。
反省点としては、4件同時進行は何かあった時に対応出来る余裕を多めに残さないと不安になってしまって、制作期間後半に他の作業が中々出来なくなってしまった事でしょうか。
自分の中でもう少し工数の計算が安定したら、もっと色々な事が出来るようになるのかなと思います。
日々鍛錬。
◆おわりに
私が制作担当した箇所について、大雑把ではありますが書いてみました。
今後のVケットでも、ワールド制作にサブモデラーがついたり、企業ブース制作を担当するスタッフさんが居ると思います。
今後スタッフをされる方のちょっとした指針になれたり、制作の不安を少しでも解消出来たら嬉しいです。
(時期的に余裕があったら次回も引き受けたいな…)
私が制作担当した事で、より多くの方が楽しめるようになっていたら、幸せです。
またどこかの制作物で、お会い出来る事を祈って。
Vケット4、お疲れ様でした。