
老舗百貨店がVRに現れるとどうなるのか? Vket4唯一の百貨店、伊勢丹
はじめまして、この度Vket4の先行紹介をしますTakumiと申します。
Vket4の開催も目前となり先行入場した身としては今から興奮が収まりません。今までにない数の企業ブースが出展する今回のVketで皆さん行きたいブースが固まってきた頃と思います。また、同時に興味はあるけど何しているのか想像できないブースも出始めている頃でもあるでしょう。そこで、この記事では数あるブースの中で何をしているか一番わからないであろう伊勢丹を紹介していきます。
Vket4の開催も目前となり先行入場した身としては今から興奮が収まりません。今までにない数の企業ブースが出展する今回のVketで皆さん行きたいブースが固まってきた頃と思います。また、同時に興味はあるけど何しているのか想像できないブースも出始めている頃でもあるでしょう。そこで、この記事では数あるブースの中で何をしているか一番わからないであろう伊勢丹を紹介していきます。

百貨店とバーチャル
百貨店がバーチャルに進出すること事態はこれが初めてではありません。2016年にeBayとマイヤー社が提携したのを皮切りにVRやAR業界とのタイアップが見られるようになりました。ですので、今回のVket4と伊勢丹のコラボレーションも決して珍しいものではありません。ではこの伊勢丹が特徴のない有り触れたものかと言えば違います。この伊勢丹でしか見られない世界で1つしかない伊勢丹を細かく見ていきましょう
伊勢丹らしさから生まれたVket版伊勢丹
百貨店のバーチャル進出が初めての試みではないと分かっても伊勢丹がするなんてと感じている方もいると思います。ですが、これは伊勢丹の方針を考えると自然なことです。伊勢丹は系列である百貨店「三越」に比べて広範囲の年齢層に興味を持って貰えるようプロモーションを行っていることが特徴です。市場として価値があると思われる程に成長したVketと伊勢丹の前向きな企業戦略がかみ合ったことで誕生したのがこのVket版伊勢丹です。
限られた空間で演出される落ち着いた雰囲気
Vket版伊勢丹はパラリアルトーキョーに設置されており、実際に存在する伊勢丹新宿本店が再現されています。
店内は照明の色に加え商品の配置、見せ方が再現され落ち着いた空間になっています。百科店に入ると感じる空気が変わったと思う感覚を体験できます。

店内は照明の色に加え商品の配置、見せ方が再現され落ち着いた空間になっています。百科店に入ると感じる空気が変わったと思う感覚を体験できます。
購入できるラインナップ
入ってすぐに目に入る伊勢丹の象徴ともいえる紙袋“タータン「マクミラン/イセタン」のショッピングバッグ”は実際に手にとることができます。しかも、3Dデータは無料で配布されるので今後いつでも伊勢丹で買い物した人のコスプレがし放題というおまけつきです。

タータンの隣には世界ファッションスクールランキングで9位に位置する文化服装学院で専任講師を勤める高橋優氏がデザインしたジャケットの3Dデータが展示されています。こちらはECサイトで購入が可能です。




壁には「NT」のデジタルカタログが展示されており「NT」のことを深く知ることもできる作りになっています。
2階はメンズファッションブランド「MINOTAUR INST.(ミノトール)」が展示されています。「そのひと自身のライフスタイルに溶け込んだ愛着のある一着」を掲げるこのブランドはシンプルで人気のある日本のブランドです。Vketでは「MINOTAUR INST.」のTシャツや靴の3Dデータを購入することができます。
「MINOTAUR INST.」の展示エリアではお馴染みのPVが流れており、広く取られた展示の中でゆっくりと商品を見ることが可能です。




バーチャルで百貨店を経験して
ここまで伊勢丹と商品の説明を行いましたが、最後に体験して感じたことをお伝えします。Vket版伊勢丹に入った時、目を引いたのは不自然さが無いことでした。ただ、光源を百貨店に寄せたので出せない味が出ています。そして何より嬉しかったのは値段が安いことです。商品単価は高くても3000円を超えることはありません。そのため、百貨店で豪遊するという中々できない体験ができます。ここで豪遊したら優待カード貰えたりとか外商の人とか来てくれるようにならないかな...。実際に購入すると1つ2万円は下らない商品をVR内とはいえ手に取り安く購入できるのは貴重な体験と言い切れます。Vket内で心を落ち着かせる空間になり、ここでの経験が現実にも役に立つでしょう。この機会に足を運ばれてはいかがでしょうか。