ナーサリーライムの世界へ

ナーサリーライム
ナーサリーライム
あなたもきっと しっている

ナーサリーライム
ナーサリーライム
こころがきっと おぼえてる


ナーサリーライム
ナーサリーライム
だいじなきおく ゆめうつつ


・・・・・・


はい、きれいに みがけました。
それじゃあ、ベッドに はいりましょうか。


あしもとに きをつけて、
はしごは あぶないんだから。


あら、つみきが だしっぱなしじゃない。
がっきも、こんなところにおいていると あぶないですよ。


おもちゃのへいたいさんに おこられちゃうよ。
あとで、かたづけて おきますからね。


かたまで おふとんをかけて。
さあ、おやすみしましょう。
ねむれない?
もう、またおはなしの おねだり?
そうね、それなら ごほんをよみましょうか。
ママがこどものころ、そのまたママによんでもらった おはなし。
ちいさなちいさな おはなし。
ナーサリーライム
ナーサリーライム


・・・・


それは ちいさなもりのおく。
ふしぎなふしぎな もりのおく。
こどもがひとり まよいこむ。
ふしぎなくにが ありました。


こみちのおくに ひっそりと。
おとぎのくにが ありました。
クローバーの もりのなか。
あおやきいろの おはなたち。


バラのゲートを くぐったら。
そこはすてきな ゆめのくに。


「いらっしゃい! おちゃとおかしはいかが?」
あなたをよぶ たのしそうなこえ。
「すてきな おようふくね!」
「なんて かわいらしいんでしょう」
「ほら、おたべなさい」
「ボタンのクッキーに、まちばりのキャンディ」
「じゃぐちをひねれば おちゃがいくらでも でてくるのよ」
「さぁ、おちゃかいを はじめましょう!」


「もう いっちゃうの?」
「まだまだ、おちゃは のめるのに」
「ジンジャーブレッドに よろしくね」


チョコレートのはしを わたると、
どうにも きげんのわるい きりかぶさん。


「かれは、いまのかみがたが きにいらないんだよ」
「そうそう、まるぼうずに されちゃったからね」


「ふさふさ だったのにね」
「ふさふさ だったからね」
はり”さされ”ねずみたちが せけんばなしをしています。


きりかぶさんの したをとおると、ランタンコウモリが おでむかえ。
だけど、なんだか さみしそう。
「あかるいおそらは にがてなの」
「てらせるところは ないなぁ」


きりかぶさんが ぼうずになって
かぜとおしが よくなりすぎたみたい。


コウモリのしんぱいを よそに
りんごをうるのは アリのおばさん。


うるほど あるのは りんごと・・・あれ?


りんごのおうちは とってもおしゃれ。


あまくて、すっぱくて こいのあじ。


はやく おとなになりたくって
せのびをして、ママのドレッサーを のぞきこむ。


おとこのこも、おんなのこも
『きれい』にあこがれるのは いっしょです。


めいっぱいの おめかしがしたくて
かがみと、じっと にらめっこ。


コンパクトの まほうをかけて
ルージュ、マニキュア、ママのにおい。


おとなになったら きしゃにのって
とおくのまちで くらしましょう。


うみのみえる おかのうえ。
しずかできれいな みなとまち。


はくばのばしゃに はこばれて
ちいさなおうちで くらしましょう。


おや、ちいさな ようせいさん。
チューリップドレスが とってもおしゃれ。


おしゃべりなのは いいけれど
しずかにしないと おうちにおこられちゃうよ。


あれあれ、おこりんぼうの ようせいさん。
なかよく やっていけないのかな。


おうちもぷんすか おこってる。
おとなになるって、たいへんなのかも。


いらいらすると つかれちゃう!
おかしをたべて ひとやすみ。


あまいおかしは しあわせのあじ。
いっぱいたべて なかよくしよう。


あっ、ジンジャーブレッドくん!
みんなでいっしょに おちゃかいしようね。


そういえば、このおおきなとう。
ずっと みえていたような?
もっと ちかくでみれるかな。


あるいていくと、みずのおと。
びっくりきのこが いっぱいだ!


キノコガニ。いや、カニキノコ?
おとなしいけど、あぶないのかな?


さらさらながれる みずのおと。
きのこのベールは にじのいろ。



らっぱもとうも、きのこだったり。


ようやくついた とうのまえ。


モップのワンちゃん おでむかえ!


さてさて、とうをのぼるには・・・


・・・


あらあら、そろそろ おねむ?
このつづきは・・・
そうね、ごほんを つくえのうえに おいておきましょう。
こんどは ひとりで よんでみて。



またあした、ね。