ワールドエンド・ユートピア 散策

皆さま、こんにちは。はじめましての方は、はじめまして。
バーチャル世界でみんなと生きるボクセルのいのち、Vtuberのレナス・スケイムと申します。

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今回、バーチャルマーケット4のバーチャライターに任命され、皆さまに会場の見どころを紹介する大役を任されることになりました。どうぞよろしくお願いいたします!

さて、私が紹介を担当するのは、コンセプト会場のひとつ「ワールドエンド・ユートピア」です。
「世界の終わりの理想郷」という名からも分かる通り、かつてその地に栄え、そして滅んだ文明を想う世界、いわゆる「ポストアポカリプス」の世界をコンセプトとした会場です。
今までのバーチャルマーケットではなかったコンセプトなので、心待ちにしていた方も多かったと聞いています。

今回は「ワールドエンド・ユートピア散策」と題して、この終末世界の見どころを皆さんにお見せしていこうと思います。

では、さっそく出発です!!


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こちらが、ワールドエンド・ユートピアの入口のエリアです。

かつて人類にとって物言わぬ奴隷だった機械たち。彼らがやがて自我と感情に目覚め、人類から離れ独自の国家を築き上げ暮らしていた世界。そこで勃発した人類と機械の戦争。戦いは熾烈を極め、さらに時を同じくして機械国家内での内戦も発生。遂には人類も機械も皆滅んでしまった。
ここは、あらゆる文明が消え失せてから、100年もの月日が流れた場所なのだそうです。

おそらく今の私たちよりもずっと高度な技術で機械化された建造物、そして、文明が消え去った地に生い茂る草木たち。まさに終末の世界、という趣ですね。

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入口付近に、まだ生きている端末がありました。電気系統はまだ健在のようですね。

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これは、この一帯の地図でしょうか。
全2階層、各所にはそれぞれ名前の付いたエリアもあり、この端末を使って目的のエリアまでテレポートすることも可能なようです。
今回は散策が目的ですから、テレポートはせず歩いて周ってみることにしましょうか。


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入口から少し進むと、開けた場所に出ました。
広い! かつてここに栄えた機械文明の都市の一画といったところでしょうね。

正面には、特徴的な形状のオブジェがついた搭のような建造物が見えます。
かつての戦争の最終局面に使われ、人類の大半を死滅させた恐ろしい兵器として、「終焉の塔」というものの記録が残っています。これはその「終焉の塔」の成れの果てなのでしょうか。

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搭の周囲を見渡すと、破損したパイプから流れ続ける水が、都市の下層部に湖を作っています。
偶然の産物である廃墟の水たまり。自然の湖ではないのですが、こういったものもまた美しさを感じずにはいられませんね。


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さて、では奥へと進んでいきましょう。

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最初に立ち入ったのは「破滅の残り香」エリア。
少し見上げたところに、何やら兵器のようなものの残骸が見つかりました。かつての人類と機械の戦争、そのどちらかの陣営が用いた兵器なのでしょうか。


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「面影通り」エリアを抜けた先、少し開けた場所に、木の下で朽ち果てる機械たちが。
これがおそらく、自我と感情に芽生えて独自の国家を築き上げた、機械国家の方々なのでしょう。彼らは一体どんな想いを抱いて最期を迎えたのでしょうか…。


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「追憶のモノリス」エリアでも、先ほど見つけたものと同じ兵器の残骸がありました。

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機体をよくみると「UNITED HUMANS」と書かれたマークが。これはどうやら人類側が用いた兵器のようですね。人類と機械の全面戦争、その激しさの一端が垣間見えるようです。


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「流転する広場」エリア。ここの大階段から上の階層に行けるようですね。


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階段の先は「慟哭の壁」エリア。
そこには、大階段を見下ろすような姿勢で機能が止まってしまっている機械の亡骸が。

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最後の力を振り絞り激しい戦いの地へと赴こうとしていたのか、或いは朽ちゆく仲間たちを想い泣き叫んでいたのか。
ただの鉄の塊となってしまった今となっては、もはやそれを知る由もありません。


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「苔錆びた墓場」エリア、ここにも人類側の兵器と思しき残骸が。また、砲台と思われるものもみつかりました。

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ここからは、周囲一帯が見渡せるようになっています。終焉の塔と思われる建造物がこの一帯の中央にあり、都市のあちこちからエネルギーを集めているような形になっているのがわかりますね。


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そして一番奥、「約束の頂」まで到着しました。
そこに待っていたのは、文明の失われた世界に彩りを添えるかのように咲き誇る花たち。

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そして、朽ち果てた機械の亡骸と、何かを映し出しているモニターが。
…気になる単語が並んでいますが、これは何かのプログラム? あるいは何かの装置の記録でしょうか? 読み解くことが出来れば、またこの世界の過去の一端に触れることができるかもしれませんね。


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ということで、「ワールドエンド・ユートピア散策」はここまでにしようと思います。

かつてこの地に栄えていた2つの文明、そしてそれらを滅ぼすに至った戦乱。これらに思いを馳せながら、緑に包まれた廃墟を歩くのは、とても興味深い体験でした。
R.Tone様の手がけたワールドBGMも、この滅んだ世界の雰囲気をより一層引き立ててくれます。

きっとまだここには、私が気付いていない秘密も隠されていると思います。皆さんも是非、その目で、耳で、足で、この滅んだ世界を隅々まで感じてみて下さい。

それでは、バーチャルマーケット4、開催をお楽しみに!!


レナス・スケイム